2022年度は、月曜に3、4年ゼミ、木曜に2年ゼミをやるスタイルに変更しました(3コマ連続だと僕の体力が持たないため)。
結局2年ゼミは6限に固定されているのでなかなか・・・。連絡手段としてSlackが使えなくなってしまったので、後期からはTeamsに移行しました。
2年ゼミ
4期生、9名(男性7名、女性2名)でのスタートとなりました。
昨年度同様、ユニクロを事例として、基本的な企業情報・業界情報の分析のやり方を学習し、後半では自分たちでテーマや問いを設定し、レポートを書いてみるという作業を行っています。
開講3年目になってだいぶカリキュラムが整理されてきたように思います。
- イントロダクション
- 『ユニクロ対ZARA』要約(1章、2章) Powerpointの使い方 個人ワーク
- 『ユニクロ対ZARA』要約(3章、4章)
- 『ユニクロ対ZARA』要約(5章、6章)
- 要約の再編集
- 財務諸表分析 1週目 Excelの使い方 ここからグループワーク
- 財務諸表分析 2週目
- 財務諸表分析 3週目
- リサーチレポート 1週目 テーマの設定、問いの設定 ここでグループ再編成
- リサーチレポート 2週目 問いの設定、若干の調査
- リサーチレポート 3週目 ここからWordでのレポート執筆
- リサーチレポート 4週目
- リサーチレポート 5週目
- リサーチレポート 6週目
後半のレポートでは次のような問いに取り組んでいました。
- ECサイトをブランド別に自社展開するのはどのような効果があるのか(ECモール等との比較)
- 店舗の大型化はどのような意図があるのか、どのような効果をもたらすのか
- 様々な他ブランドとのコラボレーションにはどのようなネライがあるのか
昨年度の『一勝九敗』や一昨年度のサイゼリヤに比べると、大分読みやすく、整理された本がどう整理されているかを追えば良いだけなので、Powerpointでのまとめ方に集中できたという側面はあるかもしれません。この後、3年前期は本読み、3年後期はグループプロジェクトという予定だったのですが、3年前期にグループプロジェクト、3年後期に本読みしながら卒論のテーマ探しをしようかなと思っています(3年グループプロジェクトと4年卒論追い込みが後期に被ると大変なので)。
3年ゼミ(3期生)
前期は江崎貴裕 (2020)『分析者のためのデータ解釈学入門』ソシム、を読みながらデータ分析の発想や考え方について学びました。また、並行してスライド4枚以内のショートプレゼンを実施し、個々の関心をもった現象やテーマについての発表を行いました。
後期は、2グループにわかれてNetflixを対象としたグループワークを行いました。
- Aチーム「多角化企業と専業企業の競争:動画配信サービスを事例として」
- Bチーム「Netflix と Spotify の比較:業界構造の差による影響」
4年ゼミ(2期生)
卒業研究を行いました。この学年はちゃんとした卒論を課していない代なのですが、自分でテーマを探すということの難しさを実感したようです。テーマは下記の通りでした。
- 都市間の創業率や生産性の違いをもたらす要因について
- 時間価値の概念整理:運送サービスの提供する価値の類型化
- 箱根駅伝はなぜ人気なのか:順位の逆転に着目して
- 日本と諸外国におけるメタバースや拡張現実(AR)の焦点の違い