ゼミ生向けのメモを公開します。
基本的な考え方
就職活動はやめなければなんとかなる
止めないためには、受ける企業の候補がないといけない(特に、志望度の高いところに落ちてから候補を追加するのはあせってしまってよくないので、面接が立て込む前の時間に余裕のある今の時期からある程度広く見て調査準備しておくのがよい)
→候補の広がりを最適化することが重要(狭すぎる時は広げる、何もなさ過ぎて広い時は、手がかりを探せて絞りに行く)
作業手順
僕との面談でやっている作業はそんなにむずかしくないんで、多分僕とやらなくとも一人でできる作業ではありますので、手順だけ書いておきます。1期生の場合は、広げていく場合の方が多かったかな。
広げる場合
- 志望の企業A→企業Aの備えている特徴(良いと思う点)を抽出→その点をもっている企業Bを考える。
- 某家具メーカーを志望している→ていねいな暮らしに貢献したい→インテリア小売りや住宅メーカーなどを候補に入れる
- 重視する要素の間の相互関係、特にトレードオフを明確にする(要素を2つ両方追求すると狭くなりすぎることがあるので、優先順位をつけた方が場合にどう広がるかを確認する)
- 安定した業界がいい→安定のためなら何を捨てられるか?(給与水準、転勤ありなど)、あるいは、それらを捨ててまで本当に業界の安定性が重要か?
絞る場合
ランダムになりすぎてて手が広すぎる場合は、要素をいろいろ追加していく方向で、
- 好み、やりたいこと
- できること(将来できるようになりたいこと)
- 希望する条件
- 他人の評価基準
あたりを振っていて手がかりを探す感じです。ランダムだと志望動機が弱くなって負けてしまうので、こだわりを足した方が突破もしやすくなるでしょう。
広げるのは一人でも割とできるかなと思います(判断する度胸は必要だけど)。絞っていくときは、言語化されてない基準を言葉にするのはちょっと一人だとやりづらいので、友人と喋ったり、親御さんに話しをしてみるのも重要です。もちろん僕も手伝いますが。