学生ブログを試行してみる

趣旨

2019年度の試みとして,4年ゼミの学生達にウェブ記事(ブログ記事)を書いてもらおうかと思っている。あまり内容は限定していなくて,公序良俗に反しないことで,誰かの役に立ちそうなことであればなんでもよし。まあできれば高校生とか大学生とか身近な消費者セグメントが良いかな,そういう人たちに向けて役に立ちそうな事をまとめて,書いてみる。そういうことをやってもらおうと思う。

経緯

ここ数年,卒業論文をまとめるという作業を指導してみて思ったのだけど,論文だと字数や労力がかかるわりに試行回数が少なく,大学生のフットワークの軽さをいかしきれないなと思った。20000字一発勝負するよりも,多少緩やかな書きぶりになってでもいいので,1000字から2000字ぐらいのライティングの数をこなしてもらった方が勉強になるのではないかとおもった。長く書くトレーニングも,じっくり考える体力作りという点では重要なのだが,今年は短い文章の中に問い(知りたいこと)と結論を書くトレーニングを大量に試してみようと思う。

当初は別の独自ドメインを用意していたのだけど,2ヶ月ぐらい僕の方で記事を書いてテストしてみた結果,1からドメインを立ち上げると検索流入をえるまでに随分と時間がかかってしまって1年で成果がでないようなので,このサイトの一部とすることでグーグル先生に見つけてもらいやすくしようかと方針を変えた。僕の評価以外に,アクセス数という評価基準もあった方が良いと思うので。

方針の詳細

とりあえず以下のような方針で進める。

  • 匿名ないしニックネームにする。これはもしもの時に何かあっては困るので必須。個人を特定可能な情報を書かないこと。
  • 目安として,1人あたり月に2000字程度×10ヶ月書く。1000字×2本でも2000字×1本でも良い。(この記事が大体1000字。)
  • チームで書いても1人で書いても良い。チームで書く場合も1人あたり字数はこなすこと。
  • 特に高校生の頃の自分を思い返してみて,大学4年間で何を学んだか,高校生の自分は何を知らなかったか,そういう内容を歓迎する。
  • ちょっとした調査を歓迎する。自分1人の考えよりもゼミ全員の考えをまとめた方が,バランスの良い内容になるだろう。
  • 今の自分が知りたいことを書くことも歓迎する。知るために調べて,調べたついでに別の人にもわかるように書くと一石二鳥だろう。

内容を事前チェックにするか事後対応にするか,どういうフローにするのがいいか,まだ詰め切れていないところもあるのだが,とりあえず始めてみてから問題の洗い出しをしていくことにしようと思う。

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