経営学入門で紹介した図書18冊

2016-08-12 05.09.23

僕の夏休み読書@実家。研究関連か授業準備などの職業的な本読みなのであまり夏休みっぽくはないかも・・・。

さて,ブクログに「経営学入門で紹介」というタグをつくって,経営学入門の授業中に紹介した本の一覧ページを作った。経営学入門は数年おきのローテーションでの担当なので,このリストも放っておくと数年お蔵入りでoutdateになってしまう・・。夏休みの読書案内にはちょっと遅すぎるかもしれないけれども。教科書啓蒙書ごちゃまぜなのでだいたいの分野と分類だけ書いた。

  • 伊藤秀史(2012)『ひたすら読むエコノミクス』有斐閣。基礎学問(経済学),副読本。
  • Robert B. Cialdini (2006),社会行動研究会訳(2014)『影響力の武器』第三版,誠信書房。基礎学問(心理学),啓蒙書。
  • Randall Collins (1992),井上俊・磯部卓三訳(2013)『脱常識の社会学第二版――社会の読み方入門(岩波現代文庫)』岩波書店。 基礎学問(社会学),啓蒙書。
  • 久保田進彦・澁谷覚・須永努(2013)『はじめてのマーケティング(有斐閣ストゥディ
    ア)』有斐閣。マーケティング,教科書。
  • Goldratt, E.(1984) 三本木亮訳(2001)『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』ダイヤモンド社。生産管理,啓蒙書。
  • 和田一夫(2009)『ものづくりの寓話 -フォードからトヨタへ』名古屋大学出版会。生産管理・経営史,研究書
  • 林 總(2012)『50円のコスト削減と100円の値上げでは、どちらが儲かるか?』ダイヤモンド社。管理会計,ビジネス書,啓蒙書。
  • ピーター・バーンスタイン『リスク―神々への反逆 』日経ビジネス人文庫,上・下巻,リスクマネジメント・歴史,啓蒙書。
  • 金井壽宏(1999)「経営組織―経営学入門シリーズ (日経文庫)」日本経済新聞社。ミクロ組織論,教科書。
  • 葛西敬之(2001)『未完の「国鉄改革」―巨大組織の崩壊と再生』東洋経済新報社。ミクロ組織論,マクロ組織論,労務管理。
  • 三枝 匡(2002)『戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ』日経ビジネス人文庫。戦略論,啓蒙書。
  • ジャック・ウェルチ,ジョン・A・バーン(2005)『ジャック・ウェルチ わが経営』
    日経ビジネス人文庫,上・下巻。戦略論,マクロ組織論,ビジネス書,自伝。
  • 宮本又郎・岡部桂史・平野恭平編(2014)『1からの経営史』碩学舎。日本経営史,教科書。
  • 岩井克人(2005)『会社はだれのものか』平凡社。コーポレート・ガバナンス,啓蒙書。
  • 神田秀樹(2015)『会社法入門 新版 (岩波新書)』岩波書店。コーポレート・ガバナンス,啓蒙書,新書。

まぁこんなリストに頼らずとも図書館に行って336の棚を見ればいろいろな経営学の本があるので見ると良いと思う(NDC分類は全国だいたい使われている。TSUTAYA図書館以外は)。この前ゼミの4年生が「市民図書館に行って確かに大学と同じ分類だった」と報告してくれた。こういったことも覚えてくれると教育者冥利に尽きるというものだ。

 

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