お金以外にも・・・アルバイトをすることで得たメリット12

このブログは尾田ゼミの学生の執筆の元,教育の一環として投稿・公開されています。

皆さんこんにちは。

突然ですが、大学生の皆さん、今アルバイトをしていますか?

まだ、アルバイトを始めたことのない人は

「アルバイトってしたほうが良いの?」
「周りのみんながアルバイトしていて大変そう、、、」
「お金が無くなってきた」

と心配しているのではないでしょうか。
私自身も最初アルバイトを始める際には心配事がいくつもありました。

また、既にアルバイトを始めている人の中に

「アルバイトやめたい、つらい」
「店長とうまくいかない、、、」
「今のアルバイトがつまらなくて、他のアルバイトに変えたい」

などと思っている人もいるのではないでしょうか。
私は、アルバイトの愚痴で軽く一杯はいけます!(笑)

今回は、現役の大学生でもあり、アルバイトしすぎて周りから

「社員」「社畜」「趣味がアルバイト」などと言われているアルバイト人間の私がアルバイトを経験して得た

12個のメリットについて話そうと思います。

1.社会勉強になる

アルバイトをすることのメリットとして多く挙げられるのが

「社会勉強」です。

敢えて、「社会勉強」という抽象的な表現をしたのは本当に社会の色々なことが学べるからです。

よく言われるのが、「マナーが身につくこと」例えば、お客様に対し失礼のない言葉使いや挨拶の仕方などが身に付きます。
また、店長をはじめとする従業員の方に対し、報連相をきちんと行う習慣がつきます。例えば、バイトに遅刻しそうになったら「○○という理由で○分遅れます/休みます」と早めに連絡をすることが社会人としての基本的なマナーです。

マナーという堅苦しい事だけでなく社会にあるドロドロした部分や面白い事など本当に多くのことが学べます。

2.責任感

アルバイトでもしっかりと責任感を持つ必要があります。

シフトのドタキャン、毎回のように遅刻、適当な仕事、疲れてサボる、仕事中にふざけるなど責任のない行動をする人が一定数います。現在、SNSやネットで度々炎上しているアルバイトの非常識な行動が問題になっています。
これらの問題は責任感の無さから生まれるものだと考えています。例え、アルバイトであっても仕事をすれば一人の社会人です。

責任感を持ってアルバイトをすることで、プレッシャー耐性や周りから信頼を得ることができます。そして、本格的に社会人になる前に責任感とは何か学ぶことが出来ます。

3.コミュニケーション力が身につく

アルバイトをするとコミュニケーション力が身に付きます。その理由は普段関わらないような方と接する機会があるからです。

高校生まで関わる人といえば大半の人が「友人「教師」「家族」だけではないでしょうか。しかし、大学生になってアルバイトをするとバイト先にも拠りますが幅広い年齢層のお客様と接することになります。

私が働いていたファミリーレストランでは小さいお子様からお年寄りの方まで幅広い層のお客様がご来店していました。

普段関わらないような人に接客し会話をすることでコミュニケーション能力が身に付きます。また、店長や他のアルバイトとも仕事中や仕事外に会話することでも得られる能力だと思います。

4.お金を稼ぐ大変さが分かる

お給料を頂くとお金に対する価値観が変わります。
私は高校時代まで親が「これ1万円もするんだって!結構するわ~」と言われたとき「ふ~ん、そうなんだ」ぐらいで軽く流していましたが、アルバイトをしたことで1万円を稼ぐ大変さを身に染みて感じました。

時給を900円だとして週3日、毎度4時間ぐらい働いてやっと1万を少し超えるぐらい。
私がアルバイトを始めた当初から本当にお金の貴重さを学んできました。

一例として、私はお金を稼ぐ大変さを学んだことで消費をする際の意思決定に役立ちました。例えば、何か商品を買う際に本当に今、必要なのかと自分に問いかけることで無駄な出費を防ぐことが出来ました。
また、商品を買った際にも「苦労したから大切に使おう」という気持ちが生まれ、より物を慎重に扱うようになりました。

アルバイトをすることでお金に対する価値観が変わり、考え方も変わってきます。

5.周囲と協力する力が身につく

一言で言うと、「協調性」が身に付きます。

アルバイトというよりほとんどの仕事は一人で進めることはできません。
他の従業員と連携し仕事を進めていく必要があります。

いくらその人が仕事の能力が高くても一人で行える業務範囲には限界性があります。その際に、周囲の人に頼ったり、また頼られるを繰り返すことで周囲と協力する力が身に付いてきます。

「協調性」は集団で行動する際にはとても大事な能力なので、ぜひこの機会に身に付けましょう。

6.友達が増える

当たり前のことですが、大学生の大半はアルバイトをしています。

そして、自分だけでなく他の大学生もアルバイトをしているので、同じアルバイト先で同大学、もしくは他大学の人がいます。
仕事を通じて関わる機会が増え、仲が深まるので友達が増えます。そして、交友関係が広がります。

私の体験談では、アルバイト先にA君がいて、A君のまったく接点がなかったB君と紹介などを通じて仲良くなったりしました。

また、アルバイト先で同世代と仲良くなることで仕事が楽しくなります。
バイト後に飲みに行ったり、一緒に遊ぶことで仲が深まり、仕事の連携がうまくなったりします。そして、楽しさだけでなく、仕事の辛さも共有できます。
店長や社員の方の人間関係、仕事でのミス、お客様のクレーム対応などアルバイトには辛い事も多くあります。

その辛さを一人で抱えずにアルバイト同士と共有することでストレスが解消し、乗り越えられることが出来ます。一緒にアルバイトしていた人が一生の親友になるってことも少なくないと思います。

7.働いている人の気持ちが分かる

アルバイトを経験していくと、他に働いている人の気持ちが分かってきます。

少しエピソード話すと私は飲食店でアルバイトをしていた時に、何度かあったのですがお客様がご飯を食べ終えた後にお皿をまとめてくれ、仕事の量が減り、助かった経験があります。その際に「あ、この人飲食店の経験者かな」(偏見かもしれません)と思ったりします。

私自身も飲食店でご飯を食べた際には同じようなことをします。
また、大学生あるあるかもしれませんが友達との日常会話で「バイトだりー」「今日で5連勤だわ」「今日週末じゃん混むわー」とか生産性の無い会話できるのもアルバイトをしているからこそ出来る会話だと思います。

8.笑顔の大切さを学べる

あるお店に入ったときに、「笑顔の店員」と「無表情の店員」がいたらどっちが良いでしょうか。大半の人は「笑顔の店員」だと思います。

接客には笑顔が不可欠であり、それがお店の印象に繋がったり、売り上げに影響を与えたりすることがあります。

それぐらい笑顔って大切だと考えています。しかし、ずっと笑顔でいることって結構難しいです。私は長時間働いていたり、忙しい時間を終えると表情に疲れが出てきます。
あるアルバイト先で店長から「笑え!」と注意を受けたことがあるぐらい(笑)。そういう時は適度に休憩を入れて気持ちを切り替えるようにしています。

9.自分はどういう人間か知ることができる

自己分析と他己分析ができます。ゴリゴリの就活用語ですが(笑)。少し説明をすると「自己分析」は自分から見た自分。「他己分析」は他人から見た自分。って感じです。

具体的には仕事を通じて自分の性格が分かってきます。
先ほど述べましたが、私は長時間働くと表情が固くなります。しかし、そういうことを気にせず、ずっと笑顔でいる人もいます。また、友達がいないと無理、反対に一人のほうが良い人。さらに深く言うと、褒められて伸びるか怒られて伸びるかとか例をあげるとたくさん出てきます。

また、他己分析という観点から言うと友達や店長、さらにお客様から「君って、○○な人間だよね~」とボソッと言われることがあります。

こういう機会ってなかなかないですし、貴重な意見だと考えています。アルバイトを通じて自分ってこういう人間なんだと客観的に理解することが出来、自分の考え方や行動に影響与える機会であると考えています。

10.就職活動で生かせる

アルバイトの経験は就活で活かせます。
面接官から「アルバイトはしてた?」「どんなアルバイト?」とか聞かれることがよくあります。そして、「学生時代頑張ったこと」「志望動機」のエピソードで話すことが出来ます。

大袈裟に言うと、アルバイトが自分の人生を左右するような経験になります。先ほど述べた通り、「自己分析」とかも就職活動に活かせます。

ここで伝えたいのは、アルバイトは何でも良いです。

重要なのは「どう頑張ったのか、なぜ頑張れたのか、なぜ続けられたのか、どのような思いをしたのか」など就職活動前に深堀りしておけば、ぶっちゃけ何でも良いと思います。
というかアルバイトを始める時期に「就職活動のために」なんて思いながら始める人ほとんどいないと思います。
大抵、「家が近い」「友達がバイトしてるから」「飲みすぎて金欠」といった理由だと思いますし、私もそうでした。

大切なのはアルバイトに打ち込んでみること。アルバイトって結構めんどくさいです(笑)。ただ、ダラダラバイトしてるとエピソードって見つからないと思います。
もし、そういう人がいたのならアルバイトに少し本気を出してみてください。何かしら見えてくるモノがあると思います。

11.店長や社員の方に色んな場所に連れて行ってもらえる。

ちょっと番外編なのですが、店長や社員の方と仲良くなると色んな場所に連れて行ってもらえます。色んな場所は普段行けないようなところですね(笑)。
超偏見ですが個人経営のお店や比較的規模の小さいお店でアルバイトをしている友人からこういった事をよく聞きます。
私も全国のチェーン店でこういったことはあまりなかったです。もちろん全国的に展開している大きいお店でも店長に連れて行ってもらったとか聞きます。

店長や社員の方と親密度を深め、色んなとこに連れて行ってもらうことで、色んな経験を得られると思います。

12.私生活で役に立つ

アルバイトで得たスキルや知識は私生活で活かされます。
分かりやすい例では、飲食店で洗い場を経験してから洗い物がめちゃくちゃ早くなりました(笑)。他に技術面だけでなくや精神面でも自分の弱みを改善するようになりました。

アルバイトは私生活だけでなく様々なところで役に立つと思います。

まとめ

いかがでしたか。

アルバイトについて書くと止まらなくなるほど、自分はアルバイトで本当に多くの事を学んできたのだと改めて気づかされる機会にもなりました。

よく「アルバイトはしないほうが良い」「授業に支障が出る」「社会に出たら散々働けるから」「親にダメって言われる」などよく言われています。

確かに勉強に支障が出るほどアルバイトはしなくていいと思います。私は、テスト期間中はシフトを減らしてもらいます。
ただ土日だけとか週に1回だけとか、月に一回でも、私は大学生のうちにアルバイトをするべきだと思います。

アルバイトは、これから生きていくうえで重要な学校では教えてくれない本当に役に立つ経験や知識が得られます。

 

今から始めようか悩んでいる人はぜひ思い切って応募してみてください。

タイトルとURLをコピーしました