このブログは尾田ゼミの学生の執筆の元,教育の一環として投稿・公開されています。
これから運転免許を取得しようと考えている学生に、基本情報から合宿・通学のメリットデメリットを紹介します。
【基本情報】
免許合宿 |
合宿日程:(AT) 14~16日程度 (MT)15~17日程度 |
通学 |
通学期間:平均で1~2ヶ月程度。 繁忙期は予約が取りにくくなるため、さらに時間が必要。 |
免許合宿/通学にて自動車学校の卒業検定に合格したら、住民票に登録している都道府県の免許センターにて、最後の本試験(筆記試験)を受けて、9割の点数が取れれば交付になります
【第一種運転免許の種類】
❶AT限定(オートマチックトランスミッション)→ 一般的な車
❷MT(マニュアルトランスミッション)→AT限定の車種に加えて、外車などが運転できる
ほとんどの大学生はAT限定を取得していますが、全免許保持者では、AT:MTの比率はおよそ6:4となっています。*1 車好きで外車も運転したいという人はMTを取得する必要がありますが、基本的にはATがあれば問題ないと思います。
【メリット/デメリット】
卒業までの期間 | 準備期間 | 必要な力 | 魅力的なポイント | |
合宿 | 2週間 (連日) | 早めの予約が必要 | 短期集中力 | 全国どこでも居住体験ができる |
通学 | 1〜2ヶ月 (平均) | すぐに始められる | 継続力 | 隙間時間の活用可能 |
【筆者が合宿を選んだ理由とよかった点・よくなかった点】
私が合宿を選んだ理由は、大学の夏休みを利用して一気に勉強・練習したほうが効率的だと感じたからです。また、知らぬ土地で生活してみたいという好奇心もありました。
よかった点
結果的に合宿を選んでよかったと思っています。その理由は、3つあります。まず、友達と2週間一緒に生活しながら新しいことに挑戦したので、さらに仲良くなれました。私たちが選んだのは田舎だったので観光はできなかったのですが、八百屋さんに行って新鮮な野菜を使って料理をしたり、自転車で川や海の近くに行ったりと、毎日が新鮮で、すごく楽しい思い出として残っています。2つ目は、短期集中で終わりが見えているからこそ、やる気が継続するという点です。近くに宿泊先があったので、通学も楽でした。3つ目は、予定が読みすかったという点です。やる気と受講予約の波でいつ終わるか分からない通学式の一方、2週間で終わるとわかっていた合宿では、前後の予定が組みやすかったなと思います。
よくなかった点
よくなかった点2点にも触れます。1つ目は、住みなれていない場所で初日から連日で一日中授業が入るため、体力的に疲れるということです。朝から夕方まで授業の日々が続いたので、思っていたより疲労感がありました。2つ目は、県によって学科問題(筆記)の難易度が違うため、免許センター対策が再び必要になるという点です。私は四国に合宿へ行き、関東で本試験を受けたので、問題傾向がかなり違かったので苦労しました…。
【大学生はどっち派?】
私の周りの友達は、15人中11人が合宿にて免許を取得していました。11人は、高校3年生の進路決定後から大学三年生の春休みの間の長期休暇を使って取得したそうです。通学組は、日頃の空いた時間を使って、授業やアルバイトと並行してコツコツ頑張ったそうです。
【まとめ】
いかがでしたか?合宿、通学にはそれぞれのメリット・デメリットがあることがわかりました。記事をまとめると、
2週間の時間があり、友人と短期集中で頑張りたい人は合宿!
アルバイトや授業と両立しながら、自分でコツコツと頑張りたい人は通学!
どっちにもメリットデメリットがあるので、自分に合っているなと思う方を選択したら良いと思います^^
(筆者は、学生ならではの長期休暇を有効活用できる合宿をお勧めします!)
参考文献
*1 警察庁の運転免許統計平成29年版