季節外れの科研費申請書メモ

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昨年の秋に書いたメモ,公開はしておきたいが耳目は集めたくないのでスタート支援も出し終えたであろうこういう季節外れにアップしてみる。自分が次回までに忘れるであろうポイントを自分向けに書いたものなので,こうすれば良いという指針というよりも,こうすると決めておくというメモかもしれない。

■学術的背景
・ここだけはテンプレの項目順に従わずに,自分の話から始めて,後から既存研究という順序の方が楽に書ける

■計画・方法
・具体化できることは具体的に書く。
・具体化できていないことについては予想される状況についての場合分けと判断など,思考プロセスを見せる。

■積算根拠の書き方
幾つかの条件による連立方程式。
・計画との整合的に費目を書く。
・当初から全く予定のないもの,予定していない計画を書いてはいけない。
・全体の5割以内で事後的に変更はできる。
・申請計画に対して結果的に得られる金額は6割~8割しかでないので,全額でなければ達成できないような計画にはしない。

■書式
・明朝の太字はあまり目立たないので,強調したいときはゴシックを使っている。小見出しとか。研究目的の所は文中の要点を拾い読みできるように強調表示。
・段落前0.5行空けを使うと区切りに1行使わずに済む。

■全般
・字数が限られているので,字数当たりの評価得点に対する貢献に注意する。
・書くのに使える時間も限られている。せいぜい2,3日。自分で採点して,点の低いところに時間を使う。
・事務方のチェックも絶対ではないので,自分の判断を優先すべきポイント,責任を取れるタイプの逸脱もある。
・児島本,最新は3版がでている。このフォーマットはやってはいけない減点ポイントが多いので,そのチェックには良い。 この本に書かれている「わかりやすく書く」に関しては僕はちょっとスタンスが違う。経営学の場合,そんなに難しい話にはそもそもならないので,審査員を馬鹿にするタイプのわかりやすさは駄目だと思う(退屈になるし)。仕事を断れなかった紳士が読んでいるのだとおもって,基本的には相手の能力を信頼して書いている。