このブログは尾田ゼミの学生の執筆の元,教育の一環として投稿・公開されています。
始めまして、私は今年の春に大学を卒業する大学4年生です。
これから大学生になる皆さん、これからの大学生活に期待と不安を抱えているのではないでしょうか。私自身も楽しかった思い出や、あの時やっていればという後悔がいくつもあります。そんな大学生活を経験した私が考える、様々なことを始める最適なタイミングを伝えたいと思います。あくまで参考程度にご覧ください。
1.サークル
夏は海、冬はスキー場への合宿など、サークルは華々しい大学生活の象徴と言ってもいいでしょう。今からどんなサークルに入ろうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。入るか悩んでいる人はぜひどこかに入ることをお勧めします。私自身、サークルに力を入れていたわけではありませんでしたが、大学で一緒に授業を受けたり、今でも遊んだりする友人はサークルのメンバーです。ですから、サークルに打ち込みたい方はもちろん、迷っている方は私のように、気の合う友人作りという軽い気持ちで入ってみてもいいかもしれません。
ゴールデンウィークにイベントがあるサークルが多いと思うのでそこまでに入っておくのがおすすめです。それまでにいろいろなサークルの案内を見て回り、自分に合ったサークルを探しましょう。また、サークル探しの大きな障害となるのが新歓コンパです。私はこの新歓コンパの雰囲気が苦手で2つしか参加しませんでしたが、学生が終わってしまう今となっては、もっと参加していろいろなサークルを見てもよかったと後悔しています。こういうイベントにガンガン行ける人はもちろん、苦手な方も興味を持ったサークルならがんばって参加してみて下さい。
2.アルバイト
大学生は行動範囲が広がることもありこれまで以上にお金が必要です。そのため、大学生になってからアルバイトを探す人は多いのではないでしょうか。大学生は履修の調整次第で自由な時間がかなりとれるので、アルバイトはとてもしやすいです。また、学生が多いアルバイトに入れば、アルバイトのメンバーで遊ぶこともあるので、アルバイト選びは重要です。
私は大学に慣れてから探そうと思い、5月後半にアルバイトを探し始めましたが、すでに募集しているところは少なかったため、時給や場所を妥協せざるを得ない中アルバイトを選ぶことになってしまいました。多くのアルバイトでは3月後半に辞めてしまう人が多いので、そのタイミングで募集は集中します。自分に合った条件でアルバイトをしたい方はぜひ、3月中に探し始めましょう。
3.運転免許
大学生の遊びと言えば主流になってくるのがドライブで遠出です。海やBBQ、スキー、スノボなんかも車で移動することになるでしょう。そんな時に免許を持っていれば扱いはまさにヒーロー。落ち着いた運転でみんなから一目置かれるためにも、ぜひ免許は早めにとっておくことをお勧めします。
私は1年終わりの春休みに取りましたが、周りには高校卒業してすぐに取っていた人も多かったです。私は環境の変わったばかりの1年の初めよりは、1年時の夏休みや春休みをおすすめします。ただ注意すべきは、3年になってからは就活などで少しずつ忙しくなっていくので、遅くとも2年の間には取っておくべきだと思います。時間に余裕がある時や長期休みを利用して、取れそうなタイミングで取ってしまいましょう。私もそうでしたが、合宿で一気に取るのがおすすめです。
4.勉強
サークルやアルバイトに力を入れてしまい、ほぼすべての大学生がおろそかにしてしまうであろう勉強ですが、「学生」である以上、勉強も忘れてはいけません。かくいう私も勉強をおろそかにしていたタイプの学生でした。そんな私の後悔から、大学の授業に力を入れなければいけないタイミング(常に全力でできればそれが一番です)を伝えたいと思います。※私は文系の経済学専攻だったので、それ以外の方は参考にならないかもしれません。
勉強に一番力を入れるべきタイミングは、1年時です。これは私の失敗から学んだことですが、当時の私は新しい生活に浮足立っており、授業に真面目に取り組んでおらず、ぎりぎり単位を取得できるレベルでしか授業を理解できていませんでした。その結果、2年時のさらに専門的になっていく授業に全くついていけなくなったのです。その後再び授業についていくためには、1年時の基礎から勉強し直す必要がありました。このように、専門的な分野を学んでいく大学では、1年時に学ぶ基礎の部分こそ、しっかりと理解しておかなければいけません。大学生になったばかりで浮かれてしまうとは思いますが、1年時こそしっかりとメリハリをつけて勉強に力を入れてみて下さい。
5.就職活動
まだ大学にも入ってないのに就活のことかよ、という人もいるかもしれませんが、私が就活に臨んでいる際に感じたことは、自分の大学生活への後悔でした。というのも、就活では自分が大学生活に何をしてきたのかが非常に重要になります。ですが私はサークルにも勉強にも力を入れずに、何となく過ごしていたこともあり、就活の時は苦労しました。ですから、何かに一所懸命になれる時間も環境もある大学で、もっと積極的に何かに打ち込むべきだったと思っています。これから大学生になる皆さんは、就活のためと考えなくとも、ぜひ何かに一生懸命取り組むことをおすすめします。
就活を始めるタイミングというと非常に難しく、早ければ早いほうがいい気がしますし、実際動き出しが速い人ほど早くに就活を終わらせていました。早期選考で早め早めに決めてしまいたい方は、動き出しを早くする必要があります。そうではない方は、3年の冬までに就活の準備を終わらせることが重要です。2,3月から就活が本格化するにあたって、そこまでに志望業界の選択や自己分析の精度を高めておく必要があるように感じました。しかし、それ以上に章の冒頭でも話した、何かに一生懸命打ち込むことこそ重要なことだと私は考えています。皆さんはぜひ打ち込める何かに没頭してみて下さい。
大学生活4年間は長いようで本当にあっという間です。
だからこそ何かを始めるタイミングはかなり重要になるので、ぜひ参考にしてみて下さい。