授業の感想はやっかいだ

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前期の授業はようやく7回とか8回を終えて,あと半分となった。いくつかの授業では学生に短い感想を書いてもらったり,グループワークの授業では作業進捗報告書(週報のようなもの)を上げてもらったりするようにしているのだけれども,なんだか良し悪しだなという気がしている。

経営学入門の感想欄は100字ちょっと,何を書いても良いからとにかく書きなさいというオーダーを出しているので書いてくる内容は人それぞれである。出席確認の代わりと,90分聴くだけよりは少し手を動かした方が良いだろうというぐらいのつもりで設計していた。90分聴いて印象に残ったところを一カ所ピックアップするか,あるいは要約めいたメモが書いてあるというケースが多い。

意外と教員である僕が感想を読んで影響されてしまうというフィードバック部分がややこしい作用をもっていて,なんとなく100字の感想に書きやすい話がでてくる授業にしようとしてしまう効果が自分に生じているらしいというのが発見であった。何を書けばいいか分からない授業よりは良いと見るか,学生の満足度を過剰に意識してしまう効果をもたらしていると見るかは難しい。感想に書かれているのは授業から受けた印象のごく一部なので,その部分だけを読んで反応しているのが良いことなのかどうかも判断がなかなか難しい。

グループワークの授業の作業進捗報告書はほとんど失敗に近い。こちらは一応出すと点数がつくので,グループが集まるきっかけは提供しているのだが,悪い情報が全くあがってこないので是正するタイプの指導がほとんどできていない。結局情報がほしければ自分の足で取りに行くなり,授業時間外の指導時間を定期的にとらないといけないようだ。手間をかければできることはあるが,時間も限られているのでこちらも悩ましい。