研究・発表の技法(2015年度)

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講義概要

本講では「業界の構造分析」という経営戦略論の分析手法を用いながら,問いをたてる練習と,発表の練習に取り組みます。自分自身で何か問題を見つけ,簡単ながらも検討し,発表するという一連のプロセスを学ぶためには,実際にやってみることが肝要です。実際に取り組む手がかりとして,本講では市場シェアと市場成長率のデータを受講生各位に分析してもらいます。この2つの指標は,経営戦略論の中でも最も基礎的な資料となる指標です。テキストとして,加藤俊彦(2014)『競争戦略』を指定していますが,このテキストは6回程度で輪読し,残りの回を分析に充てます。データ分析に際しては『日経市場シェア調査』(かつては『市場占有率』という書名だった)という本を貸与します。この本には,様々な業界の市場シェア情報が記載されています。これらのシェア情報と市場規模の成長率のデータ加工を出発点として,知らないこと,わからないこと,不思議なことを探索してもらい,研究と発表の一連のプロセスを学びます。

主な課題内容

  • 調査資料の探し方
  • 上位3社集中度とHHI
  • 売り手と買い手の相対HHI
  • 集中度×成長率
  • 多角化とPPM
  • 消えた業界,登場した業界
  • 順位の逆転
  • 業界の構造分析
  • その他,エクセルやパワーポイントの使い方,レイアウトデザインの仕方,わかりやすい日本語の書き方など

テキスト

共通テキストの他,下記を用います。
加藤俊彦(2014)『競争戦略』日経文庫,日本経済新聞出版社。

参考書籍

沼上幹(2008)『新版 わかりやすいマーケティング戦略』有斐閣。
その他,資料を配付します。

注意事項

無断欠席を禁じます。やむを得ない理由による欠席を除いて、毎回の出席が求められます。